もこつの伊那谷っき

初心者ママが伊那谷のことや子育ての様子をゆる~く綴っていきます。

妊婦とカフェイン

こんばんは、もこつです。

先日のスタバに行った記事でちらっとカフェインについて触れたので、せっかくならと詳しくまとめてみました!

目次

 

 

 

 

妊娠中にカフェインを摂ってもいい?

結論から言うと、1日の摂取上限量を超えなければ問題はないとのこと。

上限量の数値は提唱する機関や国によってまちまちで、100㎎~300㎎と幅広くなっています。

これだとどの程度摂取していいのか分かりませんが、数値が低い方を目安に摂取量を考える方がいいかと。

授乳中のママさんも、母乳の原料が血液と言うことから控えた方がいいようです。

 

 

 

カフェインの影響

では、カフェインを過剰摂取するとどのような影響があるのでしょうか。

 

①自然流産率があがる

1日の上限摂取量を超えて過剰摂取すると、流産しやすくなるというデータが出されています。

流産にはならなくても、低体重や発達遅延などの原因になると言われています。

 

②カルシウムや鉄の吸収を阻害

カフェインに含まれる「タンニン」が、尿とともに体外へ排出してしまいます。

カルシウムも鉄も妊娠期には必要な栄養素です。

意識して摂取していても、カフェインによって排出されていたら意味がありません。

もこつは助産師さんに、最低でも食後1時間はあけるように言われました。

 

③血管の収縮作用

血管が収縮することで、ママさんはもちろん、胎盤へ送られる血液量も少なくなります。

すると妊娠初期では胎盤の形成に支障がでます。

それ以降だと、赤ちゃんに送られる酸素や栄養素が少なくなってしまいます。

 

④高血圧の誘発

妊娠後期は肝機能が低下します。

そのため、カフェインによって高血圧が誘発される可能性があるそうです。

 

⑤赤ちゃんへの負担になる

カフェインは水に溶けやすく、摂取してから30分~1時間で赤ちゃんに届いてしまいます。

赤ちゃんにはカフェインを排泄する力がほとんどありません。

なのでカフェインを摂取すればするほど、赤ちゃんの体内にカフェインが溜まってしまいます。

 

このように悪影響の多いカフェインですが、適量であれば大丈夫です。

なかにはプラスになる場合もあり、例えば血管収縮作用は偏頭痛を和らげる効果があります。

また、もこつのようにカフェインを含む飲み物が大好きなママさんは、適度に飲んだ方がストレスが溜らなくていいです。

ストレスも悪影響ですしね…。

 

 

 

カフェイン含有量

カフェインと言えばコーヒーや紅茶が思い浮かびますが、日本茶やチョコレート、炭酸飲料にも含まれています。

抽出条件やメーカーなどによって多少変わりますが、おおよその含有量とあわせて列挙してみます。

コップ一杯分150mlあたりの含有量です(容量が変わるものはその都度記載)。

  • コーヒー(ドリップ):100㎎
  • コーヒー(インスタント):50~65㎎
  • コーヒー(エスプレッソ40ml):77㎎
  • コーヒー(カプチーノ):50㎎
  • 紅茶:30~45㎎
  • ココア:10~50㎎
  • 玉露:180~200㎎
  • 抹茶:48㎎
  • 煎茶:30㎎
  • ほうじ茶:30㎎
  • ウーロン茶:30㎎
  • 玄米茶:15㎎
  • 番茶:15㎎
  • コーラ(350ml):34㎎
  • ダイエットコーラ(350ml):45㎎
  • 板チョコ(50g):20㎎

だいたいこのようになります。

コーラにもカフェインが含まれていたとは…びっくり…。

 

 

 

大好きな飲み物が、カフェインのせいで楽しめない!

そんな妊婦さんやママさんは大勢いるのではないでしょうか。

ですが、お店を見てみるとカフェインレスのものや、ノンカフェインのものもたくさん並んでいます。

例えばカフェインレスコーヒーは、なんと150mlあたり1gにまでカフェインがカットされています!

これなら安心して飲むことができますね。

メーカーによって風味が違ったりするので、飲み比べしてみるのも楽しいかもしれません。

ぜひお気に入りを見つけてください。

 

 

 

それでは。

 

 

 

追記:ノンカフェイン飲料について効果とともにまとめてみました!(9/30)

midnightoya.hatenablog.com