もこつの伊那谷っき

初心者ママが伊那谷のことや子育ての様子をゆる~く綴っていきます。

妊娠中に気をつけたい食べ物

こんにちは、1週間ぶりですもこつです。

調べたりどうまとめるか悩んでるうちに1週間あいてしまった…。

 

飲み物と同じくらいか、それ以上に妊婦さんが気をつかうものといえば、食べ物ではないでしょうか。

特に魚なんかは、種類によって食べられる量などが変わってくるため、非常に覚えづらい…。

何度調べたことか。

というわけで今回は食べ物などについてまとめてみました!

目次

 

 

 

  

生もの編

妊娠中は抗体がさがってしまうため、菌類などに感染しやすくなっています。

その結果、生ものを食べると食中毒になる可能性が、通常時より高くなります。

リステリア菌サルモネラ菌トキソプラズマなどは代表的で、妊娠中のことについて書かれた本などにもよく登場します。

これらは胎盤を通して、赤ちゃんにも感染する恐れがあります。

 

①肉類、魚介類はよく火を通して食べる

特に生肉、生の貝類は火を通した方がいいそう。

 

②生の加工食品は避けるか加熱して食べる

生ハム、ナチュラルチーズ、スモーク系のもの、ロースト系のものなど

 

③野菜や果物を生で食べるときはよく洗う

トキソプラズマは土に潜んでいることもあります。

野菜や果物はよく洗いましょう。

食べ物とは関係ありませんが、ガーデニングなど土をいじるときは、軍手をしたり、終わったらしっかり手を洗いましょう。

 

生卵も食べない方がいいと言われることがありますが、保健師さん曰く、どうやら白身に火が通っていないと危ないようです。

なので、半熟のものや温泉卵は食べてもさほど問題ではないのだとか。

それ以上に危険なのが殻みたいなので、生卵を触ったあとは手を洗ってくださいとのことでした。

また、親戚の妊婦さんはお刺身なども気にせず食べているようでした。

お刺身やお寿司は、新鮮なものであれば食べて大丈夫という意見もあります。

無理に我慢するのもストレスになりよくないので、食べても自分が気にしないのであれば、たまには食べてもいいのかもしれません。

もこつは食べると「大丈夫かな…((((;゜ω゜)))」とものすごく心配になってストレスになると分かってるので、生ものは野菜と果物以外は食べませんでした。

旦那は多々、目の前で美味しそうなお刺身を食べていましたけどね!笑

 

 

 

栄養素編 

個人的にはこちらもなかなか厄介だなと思いました。

と言うのも、例えば摂らなきゃいけない栄養素なのに、その栄養素が多く含まれているこの食材はあまり食べちゃダメ!みたいなものがわりとあったんですよね。

そんなこと言われても…って感じでした(笑)

栄養素ごとにまとめてみます。

 

①ビタミンA

妊娠中でなくても大事な栄養素なのですが、特に妊娠初期に過剰摂取を続けると、赤ちゃんの形態異常を引き起こす可能性があるようです。

年齢や時期によって1日あたりの上限量は変わってきますが、どんなに多くても2700㎍REは超えないようにしましょう。

過剰症のリスクが発生します。

ただこのビタミンA、うなぎなどに含まれる動物性のものと、緑黄色野菜などに含まれる植物性のものがあります。

摂取量に気をつけるよういわれているのは、動物性の方です。

植物性のものは、必要以上に摂取しても体外に排出されるのだとか。

なるべく果物や緑黄色野菜で摂取するようにしましょう。

鉄分が多く含まれているレバーはビタミンAも多いです。

鉄分は必須栄養素ですが、だからと言ってレバーはあまり食べないようにしましょう。

代わりにおすすめされたのは小松菜でした。

ちなみにレバーやうなぎ以外にも、銀だら、続いてアナゴが含有量が多くなっています。

 

ヨウ素(ヨード)

こちらは摂りすぎると、赤ちゃんの甲状腺機能が低下するといわれています。

昆布、ひじき、わかめ、のりなどの海藻類に含まれています。

特に多いのはひじきです。

しかし、昆布エキスなどが多くのインスタント食品などに含まれており、知らず知らず摂取している、なんてこともあります。

さらに日本は、海藻が豊富に獲れること、和食のだしにも昆布を使うことから、世界一のラード消費国なんだとか。

普段から和食を食べている場合は、摂取量を超えないようにとのことでした。

逆に普段和食を食べない場合は、意識して食べた方がよさそう。 

 

ヒ素

ヒ素は妊娠中でなくても、食べ過ぎに注意といわれるものです。

代表的なものはヨウ素にも登場したひじき。

ひじきを食べるときは、適量を週に2回までがいいとのこと。

ただひじきはほかの栄養素も豊富なので、全く食べないとそれはそれでよろしくないそう。

1日に4.7g以上を継続的に食べなければいいみたいなので、週に2回小鉢に盛る程度は大丈夫です。

 

④塩分

大好きな人が多そうな塩分。

塩気のあるものはおいしいですよね…。

ただこの塩分、妊娠中は摂取量に気をつけなければなりません。

過剰摂取をすると血圧があがり、「妊娠高血圧症候群」になる可能性があります。

すると胎盤がうまく機能せず、胎児の発育不全や機能不全などを引き起こしてしまいかねません。

最悪の場合は胎児死亡を招くようです。

妊娠中の1日あたりの上限量は7gとなっています。

多いようにも思えますが、意識して減塩しないとなかなか7g以内にとどめることは難しいです。

絶対に超えてはいけないわけではありませんが、料理を薄味にしたり減塩の調味料を使ったりと工夫してみましょう。

摂りすぎた場合は、塩分を体外に排出してくれるカリウムを摂取するといいかと思います。

 

 

 

魚編

魚は種類によって、週に食べられる量や、1回あたりの量が変わってきます。

これは魚の体内に蓄積されている、水銀量と関係があります。

小さい魚は水銀量が少ないですが、ほかの魚を餌とする魚は水銀量が多くなります。

魚界の食物連鎖のトップになるほど、水銀は濃縮され、含有量がどーんと増えていきます。

そのため、食べない方がいい魚には大型魚が多く、食べられる魚には小さい魚や、ほかの魚を餌にしない魚が多かったりします。

それぞれまとめてみました!

 

①なるべく避けた方がいい魚

コビレゴンドウ(クジラ)、バンドウイルカ

 

②上限量がある魚(1週間あたり)

  • エッチュウバイガイ(つぶ貝)…約80g
  • キダイ…約160g
  • キンメダイ…約80g
  • クロマグロ(本マグロ)…約80g
  • マカジキ…約160g
  • マダイ…約160g
  • ミナミマグロ(インドマグロ)…約160g
  • メカジキ…約80g
  • メバチマグロ…約80g

80gは日本人の1食あたりの平均量で、切り身1切、またはお刺身1人前ほどです。

ただ、1週間にそれぞれこれだけ食べてもいい、と言うわけではないので注意!

例えばキンメダイを80g食べた場合、もうその週は、この②に該当する魚たちは控えることになります。

次の③に該当する魚は食べられますのでご安心を。

 

③特に気にせず食べられる魚 

アジ、イワシ、カツオ、キハダマグロ、鮭、サバ、サンマ、タイ、ツナ缶(マグロが入っていても大丈夫)、ビンナガマグロ、ブリ、メジマグロ

 

いちいち調べるの面倒ですけど、魚は栄養的に食べた方がいい…。

肉よりも魚を食べてと保健師さんに言われる…。

もこつは缶詰めのもの食べてました。

その方が安いうえに、缶詰めになってるお魚は③のものが多いので、調べる手間もかからない。

味つけも豊富。

素晴らしい。

 

 

 

簡単にまとめてみたつもりですが…大丈夫かな…。

思ったより長くなったので、もしかしたら分割して詳細記事を作るかもしれません。

 

それにしても、妊娠中は本当気をつけてといわれることが多いですね。

ここに食品添加物化学調味料まで加わると思うと嫌になります。

でも倫理的な問題とかで確実な実験ができるわけでもないし、どこまで気にした方がいいのやらって感じですね。

何か問題が発生するよりかは、無事に出産できるように気をつけた方がいいのかもしれませんが。

 

 

 

それでは。